白内障手術で後悔しないために大切なのは、生活スタイルに合った眼内レンズを選ぶこと。レンズは主に単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの2種類がありますが、どちらが自分に合っているか知っていますか?
どちらも一長一短あり、最終的には医師と相談しながら選ぶことになりますが、満足するクリアな視界を手に入れるためには、どちらの眼内レンズも選べるクリニックに相談しましょう。
このページでは、単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズを共に扱っている福島県のクリニックを紹介します。手術費用、口コミ評判などと合わせてまとめているので、白内障手術を検討している方はぜひ参考にしてください。
アイケアクリニックでは、患者さんの「見え方」に対する幅広いニーズに対応するために、20種類以上の多様な眼内レンズを提供しています。これほどの数を扱っているクリニックは決して多くなく、欧米諸国から新しく日本に導入されたばかりの眼内レンズも積極的に採用しています。
ただ白内障手術をするだけではなく、その後の暮らしにも考慮しているのが特徴で、患者一人ひとりに合わせたオーダーメイドレンズも提供しています。
質の高い白内障手術を実現するために、高精度な設備機器は欠かせません。例えば、施術ミスのリスクを低減するためのレーザーメス「LenSx」や、切開位置とレンズの固定位置をガイドする「VERION」などを導入。また、眼の状態をリアルタイムで測定する機器も取り入れています。
このように、複数の機器を連携することで、ミスと合併症のリスクを防ぎ、高精度な手術を実現できるのです。
アイケアクリニックでは、年間2,000件を超える白内障手術(2023年10月1日時点)を手がけており、これまでに多くのノウハウを積み重ねてきているので、手術のクオリティと技量には確かなものがあると言えます。
また、患者の要望を最大限叶えるために、カウンセリングにも注力。白内障手術に入る前には、仕事や暮らしなど、一人ひとりのライフスタイルのことを丁寧にヒアリングします。数ある眼内レンズの中から適切なものを提案し、手術後も快適な暮らしを送れるようサポートしています。
獨協医科大学医学部を卒業後、獨協医大越谷病院眼科に入局。ワシントン大学生体構造客員准教授や、日本眼科学会の獨協医科大学越谷病院の眼科准教授を歴任した経験を有しています。
白内障や緑内障、網膜硝子体手術などを専門にしており、患者さんの術前管理からアフターフォローまで注力しているのが特徴。安全な日帰り手術を提供できるよう努めています。
その知見の深さから、公式Youtubeチャンネル(※)で、白内障手術や多焦点眼内レンズの正しい情報発信にも取り組まれています。
※クリックするとYouTubeチャンネルへ遷移します
手術中の軸ズレを防止することで、高精度な手術が可能
ARGOSは、白内障手術で用いる眼軸長の計測に用いる機器です。角膜や水晶体などの組織に対して、屈折率を用いて眼軸長を測定します。この仕組みによって高精度の角膜全屈折率の算出をし、白内障手術での屈折誤差の低減を可能にしています。
また、角膜を切開する位置や眼内レンズの固定位置などを表示し、手術中のズレを高い精度で補正してくれるのが特徴。切開位置とレンズ固定位置をガイドしてくれるため、白内障手術のクオリティ向上にも寄与しています。
レンズの正確な挿入位置を計測し、ズレや失敗を防ぐ
Verionは、白内障手術における眼の切開創の位置や、眼内レンズの位置を決める際に用いられている機器です。患者が寝ている時と、起き上がっている時の眼の状態を的確に捉え、変化を計測したうえでガイドする機能を有しています。
人間の眼は、横になった時と起きた時では状態が若干変化します。そのため、白内障手術をする際は、こうした変化も考慮してレンズ位置を決めなくてはいけません。Verionは、このような眼の状態の変化を見極め、正確に眼内レンズが固定できるようサポートを行います。
レーザーによる短時間且つ自動の手術で安全性が向上
LenSxは、1,000分の1という短時間のフェムトセカンドレーザーを使用したレーザーメスです。主にレーザー白内障手術で利用されています。光で眼の断面図を撮影するOCT装置を搭載しており、解像度が高い画像を得られるため、手術計画の立案に役立てられています。
また、他の機器とも連携が取りやすく、乱視を自動矯正してくれるのも特徴。レンズの固定位置をガイドする機器と組み合わせることで、より精度の高い手術を可能にします。
他の医院で断られた手術を引き受けてくれた
こちらの医院が出来たばかりの頃、認知症の母の白内障の手術をして頂きました。手術をしてくれる先生は広告などでお馴染みの女性の先生で、東京から施術しに来てくれます。(中略)認知症と言うと他の眼科では手術を断られた経緯もあり、ありがたったです。
何一つ不満がありませんでした
左眼多焦点白内障手術を昨年7月に受けました。受付、検査、施術、看護、全ての対応に満足しました。
また行きたくなる丁寧な対応
検査診断も丁寧で事務の方にも、とても良くして頂きました。日曜日もやっているので、予約して行きたいと思っています。
ClareonVivityは、質の高い見え方を可能にした多焦点眼内レンズです。従来の多焦点レンズと比較して、コントラストの低下やハロー・グレアなどのデメリットが改善されています。
これまでの多焦点レンズよりも幅広い症例への適用が可能です。焦点距離は40cmからで、中間距離から遠くの視認性が高いのも特徴といえます。
Intensityは、独自のテクノロジーを利用した5焦点の眼内レンズです。焦点距離は40cmや60cmなど複数あるため、近くはもちろん、遠くも良好な視界が期待できます。
また、多焦点レンズのデメリットであるコントラスト低下も低減されており、暗い場所での見え方も良好なのが特徴。光のロスも抑えめで、目に入る光をしっかり確保できます。
所在地 | 福島県福島市栄町1-35 福島キャピタルフロント7F
|
---|---|
アクセス | 東北本線「福島駅」より徒歩3分 |
診療時間 | 9:00~13:00、14:00~17:00(日曜は予約制の外来診療・手術のみ) |
休診日 | 土曜日・祝日 |
電話番号 | 024-526-0006 |
公式サイトURL | https://eye-care-clinic.jp/fukushima/ |
菊池眼科では、日本眼科学会認定眼科専門医が白内障手術を行っています。手術では、できる限り痛みが少なく、短時間で施術可能な方法を取り入れており、患者さんの負担軽減に努めています。また、切開創は一般的な白内障手術よりも小さく、およそ2.4mmの小切開で手術を実施しているのも特徴。これにより出血や痛みを抑え、早期の社会復帰を可能にしています。
これまでに多くの患者さんの悩みと向き合ってきた菊池通晴院長。眼科医になってからは、白内障手術を手掛けています。菊池眼科を開院して以降は、郡山市や周辺地域を中心に、さまざまな眼科医療や手術を提供しています。また、患者さんの期待に応えられるように、最先端の眼科医療・手術を提供できるよう努めています。
いつも駐車場が満車のようですが、スタッフが多く
回転が早いのでそれほど待たされません。(中略)
白内障の手術を受けましたが、準備から施術までの流れがスムーズで(中略)
ほとんど体の負担なく終わることができました。
所在地 | 福島県郡山市安積荒井2-180
|
---|---|
アクセス | JR東北本線「郡山駅」より車で10分 |
診療時間 | 8:30〜11:30、14:30〜17:00 |
駐車場 | 61台 |
電話番号 | 024-983-1113 |
公式サイトURL | https://www.kikuchi-eyeclinic.com/ |
南東北眼科クリニックの白内障手術では、主に多焦点眼内レンズを利用しています。多焦点眼内レンズは、近視・遠視ともに対応が可能で、メガネの使用頻度を減らせるのがメリット。南東北眼科クリニックでは、白内障手術前に入念な検査を行い、多焦点眼内レンズ適応の可否や、適切なレンズの選定を実施しています。
福島県立医科大学を卒業後、総合南東北病院などでの勤務経験を持つ小林健太郎院長。本眼科学会認定「眼科専門医」や眼科PDT研究会による「眼科PDT講習会 受講終了認定医」などの資格を有しています。患者さんの負担軽減に努めており、待ち時間をできるだけ短くできるよう院内環境整備に注力しています。また、幅広い症例に対応できるように、さまざまな設備を取り入れています。
白内障で通院・手術・入院を経験。(中略)
白内障に限らず数種類の検査を受けた後診察になるパターン。
診察は常時3人くらいの医師が担当。
自分の場合は全て院長先生で、手術もその後の経過も全て順調。
駐車場も問題なく併設の売店やドラッグストアも便利。
郡山駅までの無料シャトルバスも嬉しい。
所在地 | 福島県郡山市八山田7-166
|
---|---|
アクセス | JR東北本線「郡山駅」より車で15分 |
診療時間 | 月・水・金:9:00~12:00、14:00~17:00 火・木・土:8:30~12:00、14:00~17:00 |
駐車場 | あり(台数不明) |
電話番号 | 024-934-5434 |
公式サイトURL | https://eyeclinic.minamitohoku.or.jp/ |
おじま眼科では、片眼ずつの白内障手術を実施しています。手術は日帰りが可能なため、手術前日・当日に入院する必要がありません。また、乱視用眼内レンズを取り扱っており、高度角膜乱視の症例に対応しているのもポイント。多焦点眼内レンズの適用も相談が可能なほか、進行した白内障の手術に対応しています。
費用に関する情報は見つかりませんでした。
福島県立医科大学大学院を修了後、同大学眼科の助教や学内講師を務めた経験を持っている小島彰院長。2021年におじま眼科を開院後は院長を務め、日々患者さんの目の悩みや不安と向き合っています。また、日本眼科学会や日本網膜硝子体学会に所属しており、日本眼科学会認定眼科専門医や眼科PDT研究会による眼科PDT講習会 受講終了認定医などの資格を有しています。
平日の昼間だったせいか、待ち時間もほとんどなく診てもらうことができました。看護師さんも皆親切でハキハキと元気に対応して下さったので良かったです。先生と看護師さんとも子供の扱いにも慣れているようで子供も安心して診てもらえます。先生の説明もとても分かりやすく、丁寧に診察してくださいました。土曜日や平日の夕方は少し待つこともあると思いますので、昼間に行ける方は平日の昼間がお勧めです。また隣には薬局も併設してあるので、薬やコンタクトレンズの購入も簡単です。
所在地 | 福島市渡利字椚町25-1
|
---|---|
アクセス | JR東北本線「福島駅」より車で9分 |
診療時間 | 9:00~12:30、14:30~18:00 |
駐車場 | 20台(2023年12月調査時点) |
電話番号 | 024-528-0588 |
公式サイトURL | https://www.ojimaeye.com/ |
伊藤眼科では、院長が自ら白内障手術を執刀しています。白内障手術は基本的に日帰りが可能で、入院する必要はありません。使用するレンズは小切開手術に対応しており、小さな切開で手術を可能にしています。また、患者さんに安心して手術を受けてもらえるように、多数の検査機器と手術用の設備を備え、術前術後のクオリティの確保や向上に取り組んでいます。
費用に関する情報は見つかりませんでした。
日本眼科学会の眼科専門医の資格を持っている伊藤健院長。医学博士号を取得後、複数の眼科医院で勤務した経験を有しています。クリニックでの白内障手術は、確かな知識と経験と持つ伊藤健院長が自ら担当しているのが特徴です。また、ドライアイや角膜などの病気を中心とした角膜移植も手がけているほか、コンタクトレンズの相談も対応しています。
待ち時間が少し長いが検査が丁寧で質問にも的確に答えてくれます。先生の説明が解りやすいです。
所在地 | 福島県郡山市富久山町伊賀河原5
|
---|---|
アクセス | JR磐越西線「郡山富田駅」より徒歩17分 「稲川原バス停」より徒歩5分 |
診療時間 | 9:00〜12:00、14:30〜17:00 |
駐車場 | 記載なし |
電話番号 | 024-990-2528 |
公式サイトURL | https://ito-eye.com/ |
白河厚生総合病院では、片眼あたり2泊3日で白内障手術を実施しています。日帰り手術には対応しておらず、手術前日の午後から入院が必要です。手術を受ける際は、スケジュールを合わせておきましょう。対応している症例は加齢性白内障や特殊白内障(乱視矯正眼内レンズほか)などです。このほか、多焦点眼内レンズ手術も行っています。
費用に関する情報は見つかりませんでした。
白河厚生総合病院の眼科で部長を務めている伊勢重之医師。聖マリアンナ医科大学を卒業した経歴を有しているほか、日本眼科学会認定眼科専門医の資格を持っています。また、福島県立医科大学でも教鞭をとっており、眼科学講座の臨床教授と非常勤講師を兼任しています。
(前略)看護師さんも患者さんの顔を覚えてくれていたり、先生も不安や心配事をしっかりヒヤリングしてくれます。なぜ今の治療をしているのか、今後どうしていくのかなど細かく安心できるように話してくれますし、何よりしっかり話を聞いてくれます。(後略)
所在地 | 福島県白河市豊地上弥次郎2-1
|
---|---|
アクセス | JR東北本線「白河駅」より車で5分 |
診療時間 | 8:30~11:00、13:30〜(検査・手術のみ) |
駐車場 | あり(台数不明) |
電話番号 | 0248-22-2211 |
公式サイトURL | https://www.shirakawa-kosei.jp/ |